「瑞江で中古の戸建てを買いたいけれど、固定資産税は自分で計算できるのだろうか」「親から相続した鹿骨の広い土地、税金が高いのはなぜ?」「畑(生産緑地)をやめたら固定資産税はいくらになるのか」。江戸川区で家や土地を持つ方・これから買う方から、固定資産税の計算についてよくご相談をいただきます。
江戸川区は、23区の中では1区画の土地が比較的広く、農地や地主の方の土地も多い区です。そのため、200㎡を超える土地や、更地・生産緑地の扱いで税額が大きく変わります。この記事では、江戸川区の固定資産税の計算方法を、計算例と2026年の地価公示のデータで具体的に解説します。
- 固定資産税・都市計画税の計算式と、23区だけの軽減
- 江戸川区の戸建て・マンション・新築戸建ての計算例
- 200㎡を超える広い土地、二世帯住宅の土地の計算
- 更地にした場合と、生産緑地を特定生産緑地にしなかった場合の税額
- 課税明細書の見方と、江戸川都税事務所での確認方法
結論から言うと、仮定の計算例では、瑞江の中古戸建て(土地100㎡)で年約21.5万円、西葛西の中古マンション(70㎡)で年約17.6万円が目安です。土地が200㎡を超える部分は軽減が小さくなるため、広い土地ほど計算の確認が大切です。
この記事の結論
- 税額は「課税標準額×1.4%(固定資産税)+課税標準額×0.3%(都市計画税)」。評価額は地価公示のおおむね7割が目安。
- 仮定の計算例で、瑞江の中古戸建て(土地100㎡・木造築25年)は年約21.5万円、西葛西の中古マンション(70㎡)は年約17.6万円。
- 住宅の土地は1戸あたり200㎡まで課税標準が1/6。超える部分は1/3なので、鹿骨の300㎡・住宅1戸の例では2戸の場合より土地の税額が年約8.7万円高い。
- 家を解体して更地にすると、23区の軽減を入れても土地の税額はおおむね3〜4倍。特定生産緑地にしなかった農地は5年で段階的に宅地並み課税になる。
- 問い合わせ先は江戸川区役所ではなく江戸川都税事務所(中央4-24-19、課税計算03-3654-2157)。
江戸川区の固定資産税の計算例|戸建て・マンション・新築
仮定の計算例では、江戸川区の中古戸建てで年約21.5万円、中古マンションで年約17.6万円、新築戸建て(減額期間中)で年約21.8万円です。いずれも固定資産税と都市計画税の合計です。

| 物件(仮定) | 土地の評価額 | 建物の評価額 | 年額の合計 |
|---|---|---|---|
| 中古戸建て(瑞江1丁目・土地100㎡・木造築25年) | 3,400万円 | 700万円 | 約21.5万円 |
| 中古マンション(西葛西・70㎡・RC築20年) | 800万円(敷地の持分) | 900万円 | 約17.6万円 |
| 新築戸建て(篠崎町1丁目・土地100㎡・新築減額の期間中) | 3,100万円 | 1,300万円 | 約21.8万円 |
| 同じ新築戸建て(減額の終了後) | 3,100万円 | 1,300万円 | 約30.9万円 |
※すべて仮定の数値です。土地は小規模住宅用地の特例を受け、負担水準が100%(本則どおり課税)とした場合の概算で、負担調整や都の条例減額は省いています。実際の税額は物件ごとの課税明細書で確認してください。
江戸川区の戸建ては、墨田区などの都心寄りの区に比べて土地が広めで、100㎡前後の敷地がよく見られます。2026年の地価公示でも、江戸川区の住宅地の標準地は多くが70〜200㎡です。そのため、戸建ての税額は土地分の割合が大きくなりやすく、築年数が古いほどその傾向が強まります。
墨田区の物件と比べたい方は墨田区の固定資産税はいくら?戸建て・マンションの計算例と減額もご覧ください。江戸川区で家を買うときの全体の流れは江戸川区の不動産購入ガイド|エリア選び・相場・流れと注意点で解説しています。
固定資産税・都市計画税の計算方法|税率と住宅用地の特例
固定資産税は「課税標準額×1.4%」、都市計画税は「課税標準額×0.3%」で計算します(東京都主税局、23区内)。課税標準額とは、評価額に住宅用地の特例や負担調整を反映した、税金を計算するもとになる金額のことです。
評価額(固定資産税評価額)とは、固定資産評価基準にもとづいて土地・家屋ごとに決められる価格のことです。土地の評価額は、地価公示価格のおおむね7割を目安に決められています。評価額は3年に1度見直され(評価替え)、令和6年度が基準年度、令和7年度・令和8年度は原則として据え置きです。
住宅用地の特例と23区の軽減
| 区分 | 固定資産税の課税標準 | 都市計画税の課税標準 | 23区の追加の軽減 |
|---|---|---|---|
| 小規模住宅用地(1戸あたり200㎡まで) | 評価額×1/6 | 評価額×1/3 | 都市計画税額を1/2に軽減 |
| 一般住宅用地(200㎡を超える部分) | 評価額×1/3 | 評価額×2/3 | — |
| 非住宅用地(更地・駐車場など) | 評価額の70%が上限 | 同左 | 上限を65%に引き下げ |
出典:東京都主税局「固定資産税・都市計画税(土地・家屋)」(令和8年度)。小規模住宅用地の都市計画税の1/2軽減と、商業地等の負担水準の上限65%は、23区独自の措置です。また、税額が前年度の1.1倍を超える部分は、令和8年度まで都の条例で減額されます。住宅用地になるのは、専用住宅の場合で家屋の床面積の10倍までの土地です。
計算例:瑞江の中古戸建て(仮定)
| 項目 | 計算 | 税額 |
|---|---|---|
| 土地の固定資産税 | 3,400万円×1/6×1.4% | 約79,300円 |
| 土地の都市計画税 | 3,400万円×1/3×0.3%×1/2 | 17,000円 |
| 建物の固定資産税 | 700万円×1.4% | 98,000円 |
| 建物の都市計画税 | 700万円×0.3% | 21,000円 |
| 合計 | — | 約215,300円 |
土地の評価額3,400万円は、瑞江1丁目の地価公示(48.1万円/㎡)の7割に100㎡をかけた約3,370万円を丸めた仮定です。建物の評価額は、構造・広さ・築年数で変わるため仮の数字にしています。課税標準額の合計が土地30万円未満・家屋20万円未満なら免税点未満として課税されませんが、一般的な住宅ではまず該当しません。
計算例:西葛西の中古マンション(仮定)
マンションの土地は、敷地全体の評価額を各住戸の持分で分けて課税されます。敷地全体を戸数で割ると1戸あたり200㎡以下になるのが普通なので、小規模住宅用地として計算します。土地の持分800万円なら土地分は約2.3万円、建物900万円なら建物分は15.3万円(900万円×1.7%)で、合計約17.6万円です。マンションは税額の多くを建物分が占めます。
町名で土地の税額はどれだけ違う?江戸川区の地価公示で比較
同じ100㎡の土地でも、江戸川区内では町名によって土地の税額に2倍以上の差が出ます。2026年の地価公示では、江戸川区の住宅地69地点の価格は1㎡あたり29.5万円(大杉4丁目)から63.5万円(西葛西3丁目)まで開きがあります。

| 地点(最寄駅) | 地価公示(円/㎡) | 100㎡の土地の年税額の目安 |
|---|---|---|
| 西葛西3丁目(西葛西) | 635,000 | 約12.6万円 |
| 中葛西3丁目(葛西) | 598,000 | 約11.9万円 |
| 南篠崎町3丁目(瑞江) | 546,000 | 約10.8万円 |
| 船堀2丁目(船堀) | 546,000 | 約10.8万円 |
| 平井2丁目(平井) | 521,000 | 約10.3万円 |
| 瑞江1丁目(瑞江) | 481,000 | 約9.5万円 |
| 西小岩1丁目(小岩) | 478,000 | 約9.5万円 |
| 篠崎町1丁目(篠崎) | 443,000 | 約8.8万円 |
| 北小岩8丁目(京成小岩) | 386,000 | 約7.7万円 |
| 鹿骨2丁目(篠崎) | 324,000 | 約6.4万円 |
| 大杉4丁目(篠崎) | 295,000 | 約5.9万円 |
出典:国土交通省 地価公示(2026年1月1日時点)の江戸川区の住宅地から抜粋。税額は「地価公示×7割×100㎡」を評価額と仮定し、小規模住宅用地の特例と23区の都市計画税の軽減を入れた土地分だけの概算です(建物分は含みません)。
東西線沿いの葛西・西葛西と、都営新宿線の駅に近い船堀・瑞江は高め、駅から離れてバス便になる鹿骨・大杉・東松本などは低めです。今の評価額は令和6年度の評価替え(令和5年1月1日時点の地価がもと)で決まっており、その後の地価上昇は反映されていません。江戸川区の住宅地は2026年も前年比で多くの地点が上がっているため、次の評価替え(2027年度)で土地の税額が上がる可能性があります。
町名・駅ごとの土地の相場は江戸川区の土地相場・坪単価|地価推移と駅別の土地価格で詳しく紹介しています。
200㎡を超える広い土地の固定資産税|江戸川区で多いケース
住宅1戸の土地が200㎡を超えると、超えた部分は一般住宅用地となり、課税標準が1/6ではなく1/3になります。地主の方や旧農家の方の広い敷地が多い江戸川区では、この違いが税額に大きく影響します。

たとえば、鹿骨で300㎡の土地(評価額6,800万円と仮定)に住宅が1戸だけ建っている場合、200㎡分は小規模住宅用地、残り100㎡分は一般住宅用地です。土地の税額は、固定資産税約21.2万円・都市計画税約6.8万円で、合計約28.0万円になります。
| 状態(鹿骨・300㎡・評価額6,800万円の仮定) | 土地の固定資産税 | 土地の都市計画税 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 住宅1戸(200㎡+100㎡) | 約21.2万円 | 約6.8万円 | 約28.0万円 |
| 住宅2戸(300㎡すべて小規模住宅用地) | 約15.9万円 | 約3.4万円 | 約19.3万円 |
※仮定の数値による概算です。小規模住宅用地は「住宅1戸につき200㎡まで」なので、住戸が2つあれば400㎡まで小規模住宅用地として扱われます。完全分離型の二世帯住宅など、独立した住戸と認められるかは都税事務所が判断します。
広い土地を持っている方が「固定資産税を下げたい」と考えるとき、選択肢は大きく3つです。
- 今のまま持ち続ける:税額は変わらず、評価替えで上がる可能性がある。
- 土地の一部を売る:江戸川区には最低敷地面積(多くの地域で70㎡)の制限があるため、分け方に注意が必要です。詳しくは江戸川区の最低敷地面積70㎡|土地を分割して売れる条件と例外をご覧ください。
- 建て替えや賃貸住宅で住戸を増やす:税額は下がることがあっても、建築費や借入、空室のリスクがあり、税金だけを理由に建てるのは慎重に考えるべきです。
相続を見据えた広い土地の考え方は、江戸川区の相続対策と不動産|土地・生産緑地・アパートの備え方で解説しています。
新築住宅の固定資産税の減額と、江戸川区で確認したいこと
新築住宅は、新たに課税される年度から一定期間、建物の固定資産税が1/2に減額されます。戸建ては3年度分、3階建以上の耐火・準耐火建築物(マンションなど)は5年度分で、居住部分の120㎡相当分までが対象です(東京都主税局)。
| 住宅の種類 | 減額の期間 | 減額の内容 |
|---|---|---|
| 一般の新築戸建て | 3年度分 | 建物の固定資産税×1/2(120㎡相当分まで) |
| 3階建以上の耐火・準耐火建築物(マンションなど) | 5年度分 | 同上 |
| 認定長期優良住宅(戸建て) | 5年度分 | 同上 |
| 認定長期優良住宅(3階建以上の耐火・準耐火) | 7年度分 | 同上 |
出典:東京都主税局(令和8年度)、国土交通省「令和8年度国土交通省税制改正概要」。都市計画税と土地の税額は減額されません。
国土交通省の「令和8年度国土交通省税制改正概要」によると、この減額措置は2026年4月1日から2031年3月31日までの5年間延長されました。あわせて、床面積の下限が原則40㎡(改正前は50㎡)に緩和され、「一定のハザードエリア内に所在する住宅」は対象外になります。
江戸川区は区の大部分が浸水想定区域に入る地域です。どのハザードエリアが対象外になるかは法令で定められた区域に限られるため、浸水想定区域にあることだけで直ちに対象外になるとは限りません。新築住宅を買う・建てる場合は、減額の対象になるかを売主や建築会社に確認し、最終的には江戸川都税事務所で確かめましょう。
計算例の新築戸建てでは、減額が終わる年度から建物の税額が年約9.1万円増え、合計は約21.8万円から約30.9万円になります。購入時は、減額後の税額も資金計画に入れておくと安心です。
家を解体して更地にすると固定資産税はどうなる?
1月1日時点で住宅が建っていないと住宅用地の特例が外れ、土地の固定資産税・都市計画税は上がります。ただし、東京23区では負担水準の上限65%などの軽減があるため、6倍にはならず、計算例ではおおむね3〜4倍です。
| 状態(瑞江・土地100㎡・評価額3,400万円の仮定) | 計算 | 土地の年税額 |
|---|---|---|
| 住宅が建っている | 3,400万円×1/6×1.4%+3,400万円×1/3×0.3%×1/2 | 約9.6万円 |
| 更地(23区の65%上限) | 3,400万円×65%×(1.4%+0.3%) | 約37.6万円(約3.9倍) |
| 更地(小規模非住宅用地の2割減免も適用) | 上の税額×0.8 | 約30.1万円(約3.1倍) |
※仮定の数値による概算です。小規模非住宅用地の減免は、一定の要件を満たす200㎡までの部分が対象で、申請が必要です。
江戸川区の古家は土地が広めのため、更地にしたときの税額の増え方も金額としては大きくなります。年をまたいで売れ残ると更地の税額がかかるので、解体は売買契約の見通しが立ってからにするのが基本です。区の老朽住宅除却工事助成(2026年度は上限50万円、一部地域・空き家は100万円、申請期限2026年12月25日)を使う場合も、売却の予定と合わせて判断します。
判断の仕方は江戸川区の土地は古家付きか更地か|解体の判断と手取り比較、更地にして売る方がよい物件の考え方は家を更地にして売る方が良い物件とは?メリット・デメリットと判断基準をご覧ください。空き家を放置して勧告を受けた場合の税金は空き家の固定資産税は6倍になる?勧告で上がる仕組みと計算例で解説しています。
生産緑地の固定資産税|特定生産緑地にしないと段階的に上がる
生産緑地は農地評価・農地課税のため、固定資産税はかなり低く抑えられています。ただし、特定生産緑地に指定しなかった場合は宅地並み評価・宅地並み課税になり、5年かけて段階的に税額が上がります(国土交通省「特定生産緑地指定の手引き」令和8年4月版)。
生産緑地とは、市街化区域内の農地のうち、都市計画で指定された農地のことです。特定生産緑地とは、指定から30年が近づいた生産緑地について、買取申出ができる時期を10年延ばす指定のことです。東京都都市整備局の「生産緑地地区一覧」によると、江戸川区の生産緑地は2026年4月1日時点で237件・約31.74haで、2021年4月1日時点の262件・約35.21haから減り続けています。
| 状態 | 固定資産税・都市計画税の扱い |
|---|---|
| 生産緑地・特定生産緑地 | 農地評価・農地課税(税額は低い) |
| 特定生産緑地に指定しなかった生産緑地(1年目) | 宅地並み課税の課税標準×0.2 |
| 同(2年目) | 同×0.4 |
| 同(3年目) | 同×0.6 |
| 同(4年目) | 同×0.8 |
| 同(5年目以降) | ほぼ宅地並み課税の税額 |
出典:国土交通省「特定生産緑地指定の手引き」(令和8年4月版)。三大都市圏特定市(東京23区を含む)の激変緩和措置です。宅地並み課税の課税標準は「評価額×1/3」で、評価額は宅地の評価額から造成費相当額を引いた額です。
手引きでは、特定生産緑地を選ばない場合は「5年後には、ほぼ宅地並み課税の税額まで上昇します」とされています。農業を続けるか、売るか、相続後にどうするかで有利な選択が変わるため、税理士と区の担当窓口に早めに相談しましょう。売却の手順は江戸川区の生産緑地を売却する方法|買取申出の流れと税金で解説しています。
課税明細書の見方と、江戸川都税事務所での確認方法
自分の家の固定資産税は、毎年6月に届く納税通知書に同封の「課税明細書」で確認できます。東京23区では固定資産税・都市計画税は東京都が課税するため、江戸川区の物件は江戸川区役所ではなく江戸川都税事務所が担当します。

- 課税明細書を出す:1月1日時点で課税されている土地・家屋が、1件ずつ記載されています。
- 価格(評価額)を見る:土地・家屋ごとの評価額です。売買のときの登録免許税の計算にも使います。
- 住宅用地の区分を見る:小規模住宅用地・一般住宅用地の面積が分かれているかを確認します。広い土地ではここが大切です。
- 軽減・減免の欄を見る:新築住宅の減額や都の条例減額が入っているかを確認します。
- 分からなければ相談する:課税明細書を手元に置いて、江戸川都税事務所に問い合わせます。
| 窓口 | 内容 | 連絡先 |
|---|---|---|
| 江戸川都税事務所(固定資産税 課税計算) | 税額の計算、課税明細書の内容 | 江戸川区中央4-24-19/03-3654-2157 |
| 同(土地の評価) | 土地の評価額、住宅用地の認定 | 03-3654-2162 |
| 同(家屋の評価) | 家屋の評価額、新築家屋の評価 | 03-3654-2159 |
出典:東京都主税局「江戸川都税事務所」(2026年10月確認)。窓口は平日8時30分〜17時です。最寄りはJR総武線の新小岩駅南口で徒歩20分ほどのため、都営バスの利用も考えておくとよいでしょう。納期は6月・9月・12月・2月の年4回です。
江戸川区の不燃化特区で老朽建築物を建て替えた場合などの減免制度もあります。対象地区や区の助成は江戸川区の住まいの助成金一覧で紹介していますが、減免の要件は東京都主税局の要綱で決まり、申請が必要です。
売買するときの固定資産税の精算と注意点
固定資産税は1月1日時点の所有者に1年分が課税されるため、年の途中で売買したときは、売主と買主で日割りして精算するのが一般的です。精算の起算日は法律で決まっておらず、売買契約で決めます。首都圏では1月1日を起算日とする例が多く見られます。
精算額の計算例(仮定)
年税額21.5万円の瑞江の戸建てを、2026年7月1日に引き渡したとします。1月1日起算なら、7月1日〜12月31日の184日分が買主の負担で、21.5万円×184/365=約10.8万円を買主が売主に支払います。納税通知書は1年分が売主に届くため、売主はこの精算金を受け取ったうえで残りの期分を納めます。
- 年末の引き渡しかどうかで翌年度の納税者が変わる:12月中に引き渡せば、翌年度分は買主に通知されます。
- 精算金は売却代金の一部:譲渡所得の計算では、受け取った精算金を売却価格に含めます。売却の税金は江戸川区の不動産売却の税金|計算例・3,000万円控除と申告先で解説しています。
- 相続した家の名義をそのままにしない:亡くなった方の名義のままでも相続人に納税義務があります。2024年4月から相続登記は義務になりました。
固定資産税で損をしないための判断の流れ
固定資産税で損をしやすいのは、住宅用地の区分の見落とし、減額・減免の申請漏れ、解体や引き渡しの時期の判断ミスです。次の順番で確認しておくと安心です。
- 課税明細書で評価額と住宅用地の区分を確認する:住宅が建っているのに住宅用地として扱われていない場合は、江戸川都税事務所に相談します。
- 土地が200㎡を超えるかを確認する:超える部分の税額と、住戸の数・敷地の分け方を確認します。
- 新築なら減額の期間と終了後の税額を確認する:3年度分か5年度分か、ハザードエリアによる対象外がないかを確かめます。
- 生産緑地なら特定生産緑地の指定状況を確認する:指定しない場合の税額の上がり方を、売却や相続の予定と合わせて考えます。
- 解体と引き渡しは1月1日をまたぐかで判断する:更地のまま1月1日を迎えると、その年度の土地の税額が上がります。
固定資産税の負担が重い空き家や使っていない土地を手放したい場合は、仲介で売るほかに、当社が直接買い取る方法もあります。買取なら年内に引き渡して翌年度の課税を避ける、といった日程の調整がしやすくなります。江戸川区の売却の全体像は江戸川区の不動産売却ガイド|相場・流れ・費用と高く売るコツ、買取の流れは江戸川区の不動産買取ガイド|相場・最短日数・手取り比較と当社の買取サービスのページをご覧ください。
江戸川区で固定資産税と売却・購入を相談するならセルフリジェネレーション|Googleクチコミ★4.9(瑞江店)
株式会社セルフリジェネレーション(東京都墨田区押上・江戸川区瑞江に店舗、宅地建物取引業 東京都知事(2)第105830号)は、墨田区・江戸川区を中心に不動産の売却・購入・買取をサポートしています。Googleクチコミの評価は、本店★4.8・瑞江店★4.9です(2026年10月時点)。
口コミでは、相続した家の売却で選択肢ごとの違いを説明したことや、連絡の早さを評価いただいています。固定資産税も、解体するか・土地を分けるか・いつ引き渡すかで変わる「選択肢ごとの違い」の一つです。
- 「様々なケースのメリットデメリットを教えていただき」(Googleクチコミより一部抜粋)
当社には業界経験10年以上のスタッフのみが在籍し、顧問弁護士・税理士・FPによる無料相談もご案内しています。売却も買取も対応できるため、固定資産税の負担や特例の期限に合わせた売り方をご提案できます。瑞江店(谷河内2丁目)は鹿骨・篠崎・春江町など広い土地の多いエリアに近く、現地を見たうえでご相談に乗れます。LINEやオンラインでの相談も可能です。まずは無料査定や無料相談をご利用ください。購入のご相談は住宅購入相談から承ります。
よくある質問
江戸川区の固定資産税はどうやって計算しますか?
評価額に住宅用地の特例などを反映した課税標準額に、固定資産税1.4%と都市計画税0.3%をかけて計算します。住宅の土地は200㎡まで課税標準が1/6(都市計画税は1/3で、23区はさらに税額を1/2に軽減)になります。
江戸川区の戸建ての固定資産税はいくらくらいですか?
瑞江の土地100㎡・評価額3,400万円、建物の評価額700万円という仮定では、固定資産税と都市計画税の合計で年約21.5万円です。土地の場所や建物の新しさで大きく変わるため、正確な額は課税明細書で確認してください。
土地が200㎡を超えると固定資産税はどうなりますか?
住宅1戸につき200㎡を超える部分は一般住宅用地となり、固定資産税の課税標準が1/6ではなく1/3になります。鹿骨の300㎡(評価額6,800万円)・住宅1戸の仮定では、土地の税額は年約28.0万円です。
家を解体して更地にすると固定資産税は何倍になりますか?
東京23区では負担水準の上限65%などの軽減があるため6倍にはならず、計算例ではおおむね3〜4倍です。1月1日時点で住宅が建っていないと、住宅用地の特例が外れるためです。
生産緑地を特定生産緑地にしないと固定資産税はどうなりますか?
農地課税から宅地並み課税に変わり、課税標準に0.2・0.4・0.6・0.8の軽減率をかける激変緩和を経て、5年ほどでほぼ宅地並みの税額になります。国土交通省の「特定生産緑地指定の手引き」に示された三大都市圏特定市の扱いです。
江戸川区の固定資産税はどこに問い合わせればいいですか?
東京23区では固定資産税・都市計画税は東京都が課税するため、江戸川区役所ではなく江戸川都税事務所(江戸川区中央4-24-19)に問い合わせます。税額の計算の問い合わせ先は03-3654-2157です。
まとめ
江戸川区の固定資産税・都市計画税は、仮定の計算例で瑞江の中古戸建て(土地100㎡)が年約21.5万円、西葛西の中古マンション(70㎡)が年約17.6万円です。税率は固定資産税1.4%・都市計画税0.3%で、住宅の土地は1戸あたり200㎡まで課税標準が1/6になります。地価公示で見ると、西葛西・中葛西と鹿骨・大杉では、同じ広さの土地でも税額に2倍以上の差があります。
江戸川区で特に注意したいのは、200㎡を超える広い土地、更地にした土地、特定生産緑地にしなかった農地です。いずれも税額が大きく変わるため、課税明細書と江戸川都税事務所で確認し、売却や解体の時期で迷ったら、当社の無料相談をご利用ください。
参考:東京都主税局 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)/東京都主税局 江戸川都税事務所/国土交通省 特定生産緑地指定の手引き/国土交通省 令和8年度国土交通省税制改正概要/国土交通省 不動産情報ライブラリ(地価公示)
この記事の執筆・監修
株式会社セルフリジェネレーション(宅地建物取引業 東京都知事(2)第105830号/公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会会員)。墨田区・江戸川区を中心に、業界経験10年以上のスタッフが不動産の売却・購入・買取をサポートしています。
最終更新日:2026年10月29日
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