査定・相談のタイミングは?江戸川区の地価推移や売却相場、売却事例を紹介

この記事の監修者

三好 海斗(みよし かいと)

株式会社セルフリジェネレーション 代表
宅地建物取引士
不動産賃貸経営管理士
既存住宅アドバイザー
1988年生まれの福島県出身。不動産業歴は14年。不動産賃貸・売買仲介をはじめ、投資用不動産、中古不動産仕入れ再販、中古不動産×リノベーションなど様々な不動産企業で経験を積み、自身でも自宅、投資用不動産等で5回不動産購入・売却を経験。2020年にセルフリジェネレーションを設立。2021年にメディア取材や自社サービスや取組みが各メディア(55社の媒体)へ掲載される。

江戸川区の不動産売却について、このような悩みや疑問はありませんか?

「江戸川区の不動産を売るならいつがいい?」
「江戸川区の不動産の売却相場は?」
「江戸川区の不動産売却事例を知りたい」

都心にも千葉にもアクセスのいい江戸川区はファミリー層にも人気のあるエリアで、不動産売買が盛んに行われています。

とはいえ、不動産を売却するためにはある程度の売却相場を知っておくことや、基本的な流れを知っておくことが大切です。

そこで本記事では、江戸川区の不動産の地価推移や売却相場、売却事例、査定におすすめの不動産会社などについて詳しく解説します。

江戸川区の地価は右肩上がり

令和6年9月18日に国土交通省が発表した「令和6年都道府県地価調査(7月1日時点の地価)」によると、江戸川区全体の地価が上昇していることが明らかになりました。

令和5年7月からの1年間の地価動向は全国平均で3年連続で上昇し、江戸川区を含む三大都市圏においては以下のように地価が上昇しています。

  • 全用途平均:4年連続上昇
  • 住宅地:3年連続上昇
  • 商業地:12年連続上昇

このように、江戸川区の地価はコロナ禍で下落した場所もあるものの、現在は年々右肩上がりで上昇を続けているのです。

このような現状から、江戸川区で不動産査定や相談をするのは今が最適な時期であることが分かります。

(参照:国土交通省「令和6年都道府県地価調査」

江戸川区で不動産の人気エリアはどこ?

江戸川区の不動産査定額が高い人気エリアは以下の通りです。

  • 瑞江
  • 葛西
  • 平井
  • 篠崎
  • 船堀

江戸川区は犯罪件数が多く治安が悪いイメージがあるという方も多いですが、江戸川区に犯罪が多かったのは2000年〜2010年ごろまでで、警察や地域団体などが協力して犯罪件数が激減しているのです。

具体的には、犯罪件数がピークだった2000年の18,275件に比べ、2021年には3,369件まで減っています。

また、江戸川区には葛西臨海公園や総合レクリエーション公園などの自然豊かな公演も多く、子供からの人気も高くなっています。

このようなことから、人気エリアを中心にベッドタウンとしてファミリー層からも人気を集めているのです。

(参照:江戸川区「区内犯罪発生状況」

【2024年最新】江戸川区の不動産の売却価格相場

ここでは、江戸川区の不動産の売却価格相場を、一戸建て・マンション・土地のそれぞれの売却相場について詳しく解説します。

①江戸川区の一戸建ての売却相場

江戸川区では、2024年第1四半期の一戸建ての取引が102件行われました。

これらの売却情報をもとにすると、売却相場は4,000万円〜4,500万円ほどとなります。

(参照:国土交通省「不動産ライブラリ」

②江戸川区のマンションの売却相場

江戸川区では、2024年第1四半期の中古マンションの取引が184件行われました。

これらの売却情報をもとにすると、売却相場は3,000万円〜4,000万円ほどとなります。

(参照:国土交通省「不動産ライブラリ」

③江戸川区の土地の売却相場

江戸川区では、2024年第1四半期の土地の取引が8件行われました。

これらの売却情報をもとにすると、売却相場は5,000万円〜6,000万円ほどとなります。

(参照:国土交通省「不動産ライブラリ」

江戸川区の不動産の最新の売却事例

ここでは、江戸川区の不動産の売却事例を、一戸建て・マンション・土地のそれぞれの最新の売却事例について詳しく解説します。

①江戸川区の一戸建ての直近の売却事例

江戸川区の一戸建ての直近の売却事例は以下の通りです。

所在地取引総額最寄駅駅徒歩建築年土地面積延床面積取引時期
一之江2,200万円一之江25分1990年75㎡145㎡2024年第1四半期
一之江町800万円船堀15分1966年45㎡50㎡2024年第1四半期
大杉2,800万円新小岩1986年75㎡95㎡2024年第1四半期
大杉2,200万円篠崎30分〜60分1988年55㎡110㎡2024年第1四半期
大杉1,300万円新小岩2007年65㎡35㎡2024年第1四半期

(参照:国土交通省「不動産情報ライブラリ」

②江戸川区のマンションの直近の売却事例

江戸川区のマンションの直近の売却事例は以下の通りです。

所在地取引総額最寄駅駅徒歩築年数専有面積間取り取引時期
一之江5,000万円一之江10分2014年70㎡3LDK2024年第1四半期
鹿骨5,000万円篠崎10分2018年70㎡3LDK2024年第1四半期
中葛西1,500万円葛西8分1980年35㎡2LDK2024年第1四半期
東小岩4,300万円小岩10分2012年70㎡3LDK2024年第1四半期
東小岩750万円江戸川8分1990年20㎡1R2024年第1四半期

(参照:国土交通省「不動産情報ライブラリ」

③江戸川区の土地の直近の売却事例

江戸川区の土地の直近の売却事例は以下の通りです。

所在地取引総額最寄駅駅徒歩土地面積坪単価(㎡)取引時期
一之江72,000万円一之江21分1,900㎡37万円2024年第1四半期
中央2,800万円新小岩30分〜60分85㎡32万円2024年第1四半期
西葛西6,600万円西葛西15分100㎡66万円2024年第1四半期
東小岩1,000万円小岩24分70㎡14万円2024年第1四半期
松江130,000万円船堀9分940㎡140万円2024年第1四半期

(参照:国土交通省「不動産情報ライブラリ」

江戸川区で不動産売却をする流れ・手順

江戸川区で不動産売却をする流れ・手順は以下の通りです。

  • STEP①:ある程度の相場感を把握しておく
  • STEP②:不動産会社に査定を依頼する
  • STEP③:不動産会社と仲介契約を結ぶ
  • STEP④:売却活動を開始する
  • STEP⑤:買主と売買契約を結ぶ
  • STEP⑥:物件を引き渡す

それぞれの流れ・手順について、以下で詳しく解説します。

STEP①:ある程度の相場感を把握しておく

不動産を売却する前に、ある程度の相場感を把握しておくことは非常に大切です。

ある程度の相場感を把握しておくことで、適正価格での売却をしやすくなります。

不動産の相場感については、不動産会社に相談する以外にも、一括査定サービスに相談する、国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」を活用してご自身で調べることも可能です。

STEP②:不動産会社に査定を依頼する

不動産売却をするためには、基本的に不動産会社の仲介が必要となりますので、不動産会社に相談しましょう。

査定方法としては、机上査定と訪問査定がありますが、いずれの査定方法についても以下の書類が必要です。

  • 登記事項証明書
  • 土地の実測図
  • 土地の境界が確認できる資料
  • 建物の設計図書(確認申請図または竣工図等の建物図面)
  • 建築確認申請書および建築確認済証
  • 検査済証

また、マンションの売買の場合は以下の書類も必要あります。

  • 分譲時のパンフレット
  • 管理規約
  • 使用細則

これらの書類と現地調査のもと、不動産会社から査定額が提示されます。

STEP③:不動産会社と仲介契約を結ぶ

不動産会社から提示された条件や査定額に問題がなければ、不動産会社と「媒介契約」を締結して不動産の売買を進めていきます。

媒介契約には、不動産会社1社と契約する「専属専任媒介・専任媒介」や、複数の不動産会社に依頼できる「一般媒介契約」などがありますが、売主が契約内容を選ぶことが可能です。

STEP④:売却活動を開始する

不動産売却活動においては、販売戦略や広告の出稿などが必要になりますが、これらは不動産会社が対応してくれるため、売主が行う売却活動は内覧となります。

STEP⑤:買主と売買契約を結ぶ

買主が決定したら、売買契約日を決定し、買主との売買契約を結びます。

売買契約当日は、宅地建物取引士の資格を持った不動産会社の担当者から買主に対して「重要事項説明書」の交付が行われます。

その後、売主と買主の署名捺印が行われ、最後に買主から売主に手付金が支払われて契約成立となります。

このとき、買主から売買代金の10%を手付金として受け取り、不動産会社には50%の仲介手数料を支払うことが一般的です。

STEP⑥:物件を引き渡す

買主に物件を引き渡す手順は以下の通りです。

  1. 登記関連書類の確認
  2. 買主から残金の受け取り
  3. 仲介手数料(残額)の支払い
  4. 抵当権抹消の手続き
  5. 不動産登記の手続き
  6. 鍵・書類の引き渡し

不動産登記の手続きについては、「所有権移転手続き」が買主負担で3〜10万円ほどの費用がかかり、「抵当権抹消手続き」は売主負担で1〜2万円ほどの費用がかかります。

江戸川区の不動産の査定・相談に関するよくある質問

ここでは、江戸川区の不動産の査定・相談に関するよくある質問についてQ&A形式で紹介します。

Q1.不動産会社に仲介してもらうメリット・デメリットを知りたい

不動産を売買するときに不動産会社に仲介してもらうメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
不動産の適正価格で売却できる法律関係などの手間が省けるスムーズに売買できる手数料がかかる悪徳業者を見分けることが必要

不動産取引には法律に関係する書類や契約などがあるため、専門的な知識を持っていないと大きなトラブルに発展する可能性もあります。

そのため、基本的には不動産会社に仲介してもらったほうが安心に取引することができるのです。

Q2.不動産売却はどのくらいの期間で終了する?

物件の内容によっても異なりますが、江戸川区の不動産売却は3ヶ月〜半年前後で終了することが多いです。

Q3.江戸川区の土地単価平均は?

江戸川区を含む東京都区部北東部の住宅地における2024年第1四半期の土地単価平均は「535,987円/㎡」です。

ちなみに、最小値は「55,000円/㎡」で、最大値は「2,800,000円/㎡」、中央値は「430,000円/㎡」です。

(参照:国土交通省:「不動産ライブラリ」

Q4.江戸川区の不動産会社を探すには一括査定を受けるべき?

江戸川区で不動産売却をする場合、信頼できる不動産会社を見つけることが最も大切です。

そのために一括査定を受けるのは効果的ですが、Googleなどで検索して表示された不動産会社のなかで口コミやホームページをチェックして信頼できそうな不動産会社をいくつかピックアップして相談するのも効果的です。

Q5.江戸川区の不動産会社に売却を依頼するときの手数料はどのくらい?

不動産売買取引において、不動産会社が受け取れる仲介手数料の上限は最大5.5%と「宅地建物取引業法」という法律によって定められています。

国土交通省が発表した「宅地建物取引業法」における仲介手数料の内容は以下の通りです。

【原則】

○ 不動産業者が、依頼者の一方(売主もしくは買主)から受領できる仲介手数料(税込)は、「物件価格に応じて一定の料率を乗じて得た金額を合計した金額」以内

※料率は以下表の通り

200万円以下5.5%
200万円超〜400万円以下4.4%
400万円超の不動産3.3%

【計算例】

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○ 「物件価格1,000万円(税別)」の場合

 依頼者一方から➡200×5.5%+200×4.4%+ (1,000-400)×3.3%=上限39.6万円(税込)

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国土交通省「消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ」より一部引用)

まとめ|江戸川区の不動産査定の相談はセルフリジェネレーション瑞江店にお任せください!

本記事では、江戸川区の不動産の地価推移や売却相場、売却事例、査定におすすめの不動産会社などについて詳しく解説しました。

株式会社セルフリジェネレーション瑞江店は、江戸川区の不動産売却・購入をサポートする不動産会社です。

江戸川区での不動産売却にも強みを持っており、多くの売却仲介実績もあります。

「無料で相談したい!」「適正価格で売却したい!」「知識豊富なベテランスタッフに相談したい!」という方はもちろん、江戸川区の不動産について悩みを持っている方は一度無料で相談ください!

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