住宅ローンが払えなくなったらどうなる?東京都江戸川区・墨田区の不動産会社がお答えします!

物件購入時にはローンを支払える余裕があると思っていても、ライフプランや情勢の変化によって大きく計画が狂ってしまうことは珍しいことではありません。
ローンが支払えなくなったという理由でご自宅を売却されるお客様も多くいらっしゃいます。

今回は、そんな「住宅ローンが支払えなくなったらどうする?」という疑問に、東京都江戸川区・墨田区の不動産会社が業界の視点でお答えします!

知っておきたい、住宅ローンが支払えなくなる原因

前述の通り、ライフプランや情勢の変化で資金計画が狂い、ローンの支払いが難しくなってしまう事がほとんどです。
それらはいずれも購入時には想定していなかったものですが、具体的には以下のようなものがあります。

  • コロナ等のパンデミックで収入や仕事自体にダメージを受けた
  • 病気になってしまい、思うように働けなくなり収入が減った。
  • 会社が倒産する等で働き口を失った
  • 親や家族の介護で仕事を続けることが難しくなった
  • 共働き想定でローンを組んだが、出産後の妻の復職が難しくなってしまった

等がありますが、これらは誰もに起こりうるものです。
だからこそ、万が一に備えて対策を考えることが重要です。

住宅ローンを滞納したらどんな事が起こる?

住宅ローンを滞納する事で、まずは支払請求が発生し、様々な書類が届きます。
ここでは、一般的に起こりうる滞納後の流れをご紹介します。

金融機関から支払請求書が届く

金融機関から支払請求書が届き、滞納額・遅延損害金が追加されます。
住宅ローンの遅延損害金相場は年率14.6%となっているので、支払いが滞れば滞る程負担がさらに大きくなってしまいます。
届く前に対策を取ることが最善ですが、それができなかった場合はこの時点で専門機関に相談しましょう。

さらに支払いがない場合、催告書と督促状に…

支払い請求書の送付後も数ヶ月支払いが確認できない場合は、金融機関より催告書と督促状が届きます。
催告書の期日までに滞納している住宅ローンの「元金」「金利」「遅延損害金」等の請求金額をすべて支払わないと、期限の利益を失うことになります。
※期限の利益の喪失とは住宅ローンを分割して支払う権利を失うことです


さらに信用情報機関に住宅ローンを滞納したという記録が残される為、今後ローンを組むことが非常に難しくなります。
これはその後の人生において非常に大きなハンデとなりますので、可能な限りここまで滞納をしないようにしたいですね。

3〜6ヶ月の滞納で、ローンで支払う権利を喪失し、家を失う可能性が出てきます

ここからさらに滞納が続くと、期限の利益の喪失通知が届きます。
ここで一括返済ができなければ、いよいよローン支払いの継続ができなくなり、保証会社からの支払いになります。
保証会社が肩代わりしたとしても、請求が金融機関から保証会社に変わるだけで、ローンの支払いがなくなるわけではありません。
その支払いさえも難しい場合は、「競売」という形で家を売り出され、自宅を失ってしまうことになります。

信用情報もブラックになり、家も失ってしまえば、最低限の生活を送る事も難しくなります。
このような状態まで放置することは絶対にないようにしたいですね。

滞納してしまった時にやっておく事

万が一、上記の用に滞納が起こってしまった場合も冷静に行動しましょう。
時間は止まってくれませんが、行動が早ければ早いだけ損失を抑える事ができます。
ここからは、対応してしまったときにやっておくべき行動をご紹介します。

すぐ銀行に相談する

真っ先に取るべき行動は、金融期間への連絡です。
ローンを支払えなくなった事情を伝えた後、返済計画の再設定についてお願いしましょう。
金融機関も可能な限り支払いができるように対応する必要がありますので、一定期間のみ利息だけの返済にしてくれるなど、対処してくれるかもしれません。
自分ひとりでなんとかしようとせず、必ず金融機関に相談しましょう。

債務整理・借り換えの検討をする

キャッシングやローンなどの負債を整理する手続き、『債務整理手続き』を行いましょう。
元本の減額や、免除・金利をカットしてもらったりして、借入れ状況の見直しと対策ができます。
または民事再生法の個人再生の住宅ローン特則を利用しましょう。
いずれも得意とする専門家がおりますので、まずは相談してみましょう。

または金利が下がっていれば、負担を軽減してローンの借り換えができます。
返済の年数も伸ばすことにより、更に月々の返済額を減らすことができます。

家を売却する

任意売却にて家を手放すことが、最も住宅ローンの支払いから離れる最短ルートといえます。
家を買ったお金を支払う為に家を売るのは本末転倒…と思う方もいるかもしれませんが、そのまま家も信用も失ってしまうより何倍も良い策です。

ですが売却する際、残債分をきちんと返せる価格で売らないと意味がありません。
「いくらで売り出すのか」「いつまでに売りたいのか」等を決め、戦略を練って売却するのがオススメです。

家の売却やローン支払いの相談は是非当社にご相談ください!

株式会社セルフリジェネレーションは、東京都江戸川区、墨田区を中心に現地在住のベテランスタッフが懇切丁寧に売却のサポートをいたします。
また、専門家による支払い等の相談も受け付けておりますので、万が一ローンが支払えなくなった場合のご相談も承ります。
完全無料で売却のご相談を承っておりますので、売却をご検討中の方は是非一度株式会社セルフリジェネレーションにご相談ください!

この記事の監修者

三好 海斗(みよし かいと)

株式会社セルフリジェネレーション 代表
宅地建物取引士
不動産賃貸経営管理士
既存住宅アドバイザー
1988年生まれの福島県出身。不動産業歴は14年。不動産賃貸・売買仲介をはじめ、投資用不動産、中古不動産仕入れ再販、中古不動産×リノベーションなど様々な不動産企業で経験を積み、 株式会社セルフリジェネレーションを設立。2021年にメディア取材や自社サービスや取組みが各メディア(55社の媒体)へ掲載される。