仲介と買取って何が違うの?東京都江戸川区・墨田区の不動産やが不動産売却の違いについてご紹介します!

不動産の売却には、一般のお客様が購入する「仲介」と、不動産会社が直接購入する「買取」の2種類あることは知っていますか?
不動産の買取と仲介による売却では、それぞれメリット・デメリットがあり、異なる特徴を持ちます。

今回は、売却の流れと合わせて、仲介と買取の違いついて、詳しくご紹介します!

仲介と買取、どんな違いがあるの?

「買取」は基本的に、不動産会社が買取を行います

買取の場合は、不動産会社が直接その不動産を買取ります。
そして買い取った物件を自社商品として個人などに売却します。

売却の場合、買い手が見つかるまでに宣伝や準備が必要で、時間もかかるのに対して買取であれば直接買い取ってもらえる為、時間も手間もかからず簡潔です。

一方で、より需要があるかもしれない顧客に売り出すわけではないので、仲介の売却よりも価格が下がることが多いです。

「仲介」は不動産会社が仲介業者となり、個人の買主に売却します

仲介とは、不動産会社を仲介業者として利用し、個人の買主に不動産を売却します。
その売却期間中、当然ですが買主が見つかるまで不動産は売れません。
買主を見つける宣伝、営業の活動期間が必要となるため、物件が売れるまでに1カ月半~3カ月程度かかることが多いです。

一方で、多くの顧客に物件をアピールすることで、よりほしいと思う人にも情報が届くため、買取よりも高値で売却できることが多いです。

売却価格はどれくらい違うの?

仲介の場合は個人に直接売る為、市場価格通りの価格で売れる可能性が高いです。
※もちろん買い手がつかなければ、価格を下げることもあります。

買取に比べると価格が高い傾向にありますが、売り手がつかない場合や価格交渉を求められた場合は、希望通りの金額で売却できない場合もあります。

一方、不動産会社による買取の場合は、基本的に市場価格より安いです。
人気エリアの物件以外だと、市場相場の60~80%前後に落ち着くことが多いでしょう。 この価格はかなり安いように感じますが、実は買取の場合は仲介手数料が発生しない為、数字で見る程安くないことも多いです。

諸経費等を考えてみても、実は仲介と買取で売れる価格が変わらなかったというパターンもよく見られます。

買取のメリット・デメリット

買取のメリット

①仲介手数料がかからない

不動産会社が買主となるため、基本的に仲介手数料がかかりません。

②スケジュールが立てやすい

不動産会社が直接購入する為、購入希望者を待つ必要がありません。
そのため売却後のスケジュールが決まっている売主にとっては、大きなメリットがあるといえるでしょう。
特に、お買い換え先が決まっている場合や相続税の納税期限が決まっている場合などのできるだけ早く現金化したい場合におすすめです。

③瑕疵(かし)担保責任が免責される

仲介での売却の場合、売主には設備修復責任や瑕疵担保責任の義務が発生します。
引渡し完了後に不動産の瑕疵(欠陥や不具合など)や設備の故障が見つかった場合は、売主の負担で修復をおこなうことが必要となります。
一方、買取の場合は、不動産会社が買主となる為、瑕疵や設備不具合を確認した上で買取します。
そのため、売主の義務となる設備修復責任や瑕疵担保責任を免責とした契約条件が多く、後の面倒なトラブル発生のリスクを回避することが可能となります。

④内覧などに対応する必要がない

仲介売却の場合は、購入希望者の内覧希望はできるだけ受け付けて、都度、内覧をしてもらわなければならない為、手間と時間がかかります。

一方、買取の場合は不動産会社が現地確認などを行い、その後は買い取るために内覧の対応をする必要がありません。

⑤幅広い不動産を買い取ってくれる

土地・一戸建て・マンションなどの一般的な不動産だけでなく、
広すぎる土地や、事情のある物件等の【個人のお客様に購入してもらえる見込みの薄い不動産】を買い取ってくれる可能性があります。
不動産会社の場合は、購入した不動産に新たに建物を建築したり、リノベーションなどによる付加価値をつけた上で、再度販売することを前提としています。
そのため、建物に問題があったり、使用状況がよくない状態の不動産の場合でも、買取をしてくれることがあります。

⑥近隣住民に知られにくい

買主である不動産会社と直接取引をするので、インターネットやチラシによる販売活動が不要となります。
そのため、周囲に不動産を売却していることを知られる可能性が低いといえるでしょう。

買取のデメリット

売却価格が低くなる可能性

買取の一番のデメリットは、なんといっても価格が安くなる可能性が高いことでしょう。

不動産会社は、再販売することを前提として買取をおこないます。
販売する際のリスクや事業経費を負担するため、仲介での売却と比較すると売却価格が低くなることがあります。

買取不可の不動産ももちろんある

基本的に、再販売を目的として買取が行われる為、
再建築が不可能な不動産や著しく老朽化している不動産などは、再度販売することが難しいと判断されて買取ができない可能性もあります。

不動産の状態や自分のスケジュールに併せて、仲介か買取を判断しましょう!

買取の場合は、仲介よりも売却価格が低くなる可能性もありますが、
早期に不動産を現金化できることが一番のメリットでしょう。

もちろん高額売却を狙って仲介での売却を依頼するのもとても良い方法です。

売却する不動産の状態や、ご自身の状況を鑑みた上で、最善の売却方法を選択しましょう。

どちらがいいか迷ったら、是非セルフリジェネレーションにご相談ください!

株式会社セルフリジェネレーションは、東京都江戸川区と墨田区で不動産の売却から購入まですべてをサポートしている不動産会社です。
不動産の買取はもちろん、お持ちの不動産を綺麗に整備し、どこよりも早く、高値で売却できるよう尽力いたします。
売却のご相談や査定は完全無料で受け付けておりますので、まだ検討中の段階の方も是非当社へご相談ください!

この記事の監修者

三好 海斗(みよし かいと)

株式会社セルフリジェネレーション 代表
宅地建物取引士
不動産賃貸経営管理士
既存住宅アドバイザー
1988年生まれの福島県出身。不動産業歴は14年。不動産賃貸・売買仲介をはじめ、投資用不動産、中古不動産仕入れ再販、中古不動産×リノベーションなど様々な不動産企業で経験を積み、 株式会社セルフリジェネレーションを設立。2021年にメディア取材や自社サービスや取組みが各メディア(55社の媒体)へ掲載される。