戸建ての寿命はどれくらい？古い家屋の多い墨田区・江戸川区の不動産屋が実際の戸建ての寿命について解説します！ -

この記事の監修者

三好海斗（みよしかいと）

株式会社セルフリジェネレーション　代表
宅地建物取引士
不動産賃貸経営管理士
既存住宅アドバイザー
1988年生まれの福島県出身。不動産業歴は14年。不動産賃貸・売買仲介をはじめ、投資用不動産、中古不動産仕入れ再販、中古不動産×リノベーションなど様々な不動産企業で経験を積み、自身でも自宅、投資用不動産等で5回不動産購入・売却を経験。2020年にセルフリジェネレーションを設立。2021年にメディア取材や自社サービスや取組みが各メディア（55社の媒体）へ掲載される。

持ち家を売りたい方も、中古戸建を買いたい方も、戸建てが実際にどれくらいの寿命があるのかは気になる部分だと思います。

今日は、そんな戸建ての築年数事情について、実際に古い家屋も多く取り扱ってきた東京都墨田区・江戸川区の不動産会社が解説します！

Contents

1 造りによって大きく違う！木造なら30年が目安と言われています
2 家に長く住み続けるコツは？
- 2.1 定期的なクリーニング
- 2.2 業者へ修理依頼を行う
3 大切に住む事で住宅の寿命は上がる！
4 建て替えや取り壊し、売却を行う場合は当社におまかせください！

造りによって大きく違う！木造なら30年が目安と言われています

戸建ての寿命は木造かコンクリート造かなどの造りによっても大きく違います。
日本は湿気が多いという事と、建築費用が安価という理由から、昔は木造建築が主流でした。
木造住宅の耐用年数はおよそ30年であると言われています。

一見すると木造住宅は寿命も短くて頼りないと感じる方も多いかもしれませんが、これらの統計は寿命以外で解体された住宅も含めた築年数から導き出されているため、実際にはもっと長く、鉄骨住宅や鉄筋コンクリート住宅と同等の寿命があるとされています。
取り壊して土地にしてしまったほうが早く高く売れたり、自然災害等で破損してしまったので建て替えてしまったりというケースもあるので、一般的に30年と言われていても実際の寿命は様々です。
大規模なリノベーションによっては約80～100年以上住める場合もあるでしょう。

家に長く住み続けるコツは？

寿命があると言いましたが、どの住宅構造であっても使い方や住み方によっては長く住み続けることもできます。
日本各地に100年以上実際に人が住み続けている家もありますし、古民家カフェとして利用されていたりしますよね。

では、普段からどのようなことに気をつけておくべきなのでしょうか。
以下で住宅を長持ちさせるポイントやコツをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

定期的なクリーニング

住宅を長持ちさせるのにとても重要となるのが、日常的なお手入れです。
単に掃除をすることは家の外観や内観を綺麗にするだけではなく、寿命にも大きく影響してきます。
たとえば、普段から掃除をしているだけで必然的に点検する回数が増え、万が一、異常が発生していた場合もすぐに発見できるかもしれません。
住宅に異常が発生していても、早くその異常を見つけることができれば、最小限の被害に留めることができます。
ひいてはそれが寿命を長持ちさせることにもつながるのです。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、住宅を長持ちさせることもできます。
たとえば、家に備え付けられた設備や機材などは一見するとまだまだ新品同様に見えても、実は古くなってしまっている場合があります。
そのまま放置すれば当然のようにボロボロになり、いずれは修理や交換が必要となるでしょう。
特に気をつけておきたいのが水回りや外回りです。トイレやキッチンやお風呂など毎日使う場所は、それなりに劣化や老朽化も進みます。
外回りも玄関や窓、サッシにクロスなどが傷んでいる場合もあります。
特に外回りは天候や災害など外的要因によってダメージを受けるものです。

そのため、常に点検をして定期的にメンテナンスをすることでより長く住み続けられるよう努力が必要です。