東京都江戸川区の子育てしやすいエリアは?実際に住むスタッフが江戸川区の治安や子育て支援、おすすめのエリアについてご紹介します!

江戸川区は都心へのアクセスも良い一方、千葉や埼玉にも隣り合っており、子育てファミリーのベッドタウンとして知られているエリアです。
公園やアミューズメント施設等も多く、お子様と暮らすには最適のエリアではないでしょうか。
この記事では、そんな江戸川区で子育てファミリーが住みやすいエリア、治安や子育て支援について、実際に居住しているスタッフがご紹介します!

江戸川区ってどんなところ?

まずは江戸川区の面積や人口、住環境についての基本的な情報をご紹介します。

面積は49.9 km²

江戸川区は、南北約13km、東西約8kmと南北に長いエリアです。
エリアの総面積は49.9㎢となっており、23区中4番目の大きさです。

公園面積は東京で1番

江戸川区は面積が広く緑も豊富な為、環境を活かした公園が沢山あります。
公園面積は都内最大!子育てするのに最適な環境になっています。

  • 公園数:492園
    (区立公園:335、児童遊園:125、広場:27、都立公園:4、海浜公園:1)
  • 総面積:3,648,406.73平方メートル
    (葛西海浜公園4,117,473.01平方メートルを除く)

海にも川にも面している江戸川区だからこそ、水を生かした施設が多いという特徴もあります。
そのため、お子さんの水遊びや夏場のお出かけに人気のエリアです。

人口は東京で4番目

江戸川区の人口は、2023年の時点で687,321人(男345,885人/女341,436人)となっています。
全体で見た人口は東京で4位ですが、子ども(0~14歳)の人数は東京では2番目に多いエリアです。
子育て世帯に支持されているエリアだということがわかりますね!
新築マンションの建設が進み、他のエリアからの移住も増え、人口は年々増え続けています。

江戸川区の治安は?

江戸川区全体の犯罪発生率は0.54%

東京23区の犯罪発生率が0.64%なのに対して、江戸川区の犯罪発生率は0.54%。
治安の指標の一つである「犯罪発生率(犯罪件数÷人口)」を見てみると、江戸川区は東京23区中11位です。
江戸川区は大きい区ということもあり、犯罪の発生率はエリアによってまちまちな為、かもなく負荷もなくという数字になっていますね。

一方で、犯罪発生率には凶悪犯、粗暴犯、侵入窃盗、非侵入窃盗などのカテゴリがありますが、江戸川区はその全てで全体の発生率よりも低い結果となりました。

東京都江戸川区の2023年待機児童の数はなんと0人!

共働きの多い子育て世帯にとって今もっとも重要な課題は、保育園に入れるかどうかだと思います。
実は江戸川区は現在待機児童数0を謳っており、令和4年度に続き、令和5年4月1日時点での江戸川区の待機児童数は0名でした。
江戸川区は現在、保育園の新設をはじめ、様々な待機児童対策を行っています。
これからお子様の生まれるご家庭にとって、江戸川区は間違いなくオススメのエリアといえるでしょう。
もちろん、入りたい保育園が決まっている場合は早めの情報収集が必要です。
早めに区の子育て支援課に相談してみましょう。

子育て支援制度が充実しています

江戸川区には数えきれないほどの子育て支援策があります。
中でも補助金や助成について知りたい親御さんも多いはず。ここではそれらを中心に江戸川区の支援策をご紹介します。

子ども医療費助成制度

18歳までのお子さんが健康保険証を使用して病院で診療を受けたとき、保険診療の自己負担分を江戸川区が助成する制度です。
通院が多い時期は誰にでもあるものなので、非常に助かる精度です。
保護者の所得制限がないのもとてもありがたいですね。

詳しくは江戸川区のHPを確認しましょう!

私立幼稚園の補助制度

江戸川区の私立保育園は非常に助成が充実しており、保育園に預けられない場合でも幼稚園に入るハードルが低くなっています。
保育料の減額や給食費、入園料等に対して大きな助成が入ります。

新制度園の保育料

令和元年10月より幼児教育・保育無償化の実施に伴い保育料が0円になりました。
各園が独自の教育活動のための保育料等(特定負担額)を園則に定め、別途徴収する場合がありますが、毎月上限7,300円の補助が発生します。

従来制度園の保育料

江戸川区では、国制度の上限は月額25,700円のところ、月額33,000円までを無償化することを決定しました。
各園が定める保育料に対して、月額33,000円を超える額が利用者の自己負担となります。

入園料補助金

上記いずれの幼稚園であっても、実際に入園した場合、限度額100,000円の入園料補助を行っています。(年度内に1回限り)
※今年に入って、限度額が80,000円から100,000円に引き上げられました。江戸川区が子育て世帯の負担を無くそうと頑張っているのがとてもよくわかりますね!

給食費補助金

幼稚園に対して一食当たり385円の補助を実施しており、実際に徴収される給食費はかなり減額されています。

詳しくは江戸川区のHPを確認しましょう!

補助についての詳細や、条件について詳しく説明されています。

幼児教育・保育の無償化について
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e047/kosodate/kosodate/mushouka/index.html

べビーシッター利用支援事業

江戸川区では、子供が保育所等に入所できるまでの間、保育所等の代わりとして東京都の認定を受けたベビーシッター事業者を利用する場合の利用料の一部を負担軽減することで保護者の復職等をサポートします。
1時間当たり150円(税込)でベビーシッターを利用することができるので、お子様が小さいご家庭にとって非常に助かる精度です。

支援を受けるには様々な条件があるため、かならずHPを確認しましょう。

詳しくは江戸川区のHPを確認しましょう!

令和5年度べビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型/待機児童対策)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e047/kosodate/kosodate/babysitter/jigyosya/

江戸川区で子育てしやすいエリアは?

江戸川区は非常に広い区なので、それぞれエリアに特徴があります。
中でも、江戸川区在住のスタッフが、子育てするならここがいい!と思ったエリアをいくつかご紹介します!

平井

江戸川区平井周辺は、旧中川の自然を身近に感じることができ、大小の公園も多くある環境が魅力です。
さらに保育園や幼稚園、区独自の子育て支援も充実しており、子育て家族が暮らしやすいエリアとなっています。
平井エリアは特に保育施設の拡充を行っており、ますます選択肢の幅が広がっています。

子育て交流施設

平井には「共育プラザ平井」があり、子育て支援の拠点となっています。
乳幼児と保護者が集まって遊んだり、交流できる場を提供しています。
年末年始、祝日を除いて毎日開所しているのもありがたいですね!

https://hirai-kyopla.com/

ショッピング施設も充実

平井駅前は買い物施設が充実しており、西友は食品売り場が24時間営業しています。
駅前からのびる「平井親和会商店街」には、昔ながらの商店からチェーン店まで約70店舗が並んでいるので、散歩しながら楽しく買い物ができます。

さらに隣の亀戸駅や、錦糸町駅へも自転車で気軽に行ける距離です。
それぞれの駅前には大型商業施設が並んでいるので、休日のショッピングも近場で楽しめます。
もちろん電車での移動もしやすく、「秋葉原」駅や「東京」駅でもそれぞれ20分以内で気軽に足を運ぶことができます。

篠崎

江戸川区篠崎は、東京における最東端の駅です。
都内にありながら閑静な住宅街が広がっている篠崎駅は、利便性と豊かな自然を併せ持つ街といえます。
実は都営新宿線の始発駅にもなっているため、座って通勤できるという強みも持っています。
お隣の本八幡からは総武線・京成線も出ているので千葉方面へのアクセスもよく、都心への通勤通学にも便利です。

子ども未来館

篠崎には子ども未来館という施設があり、1階が図書館、2階が小学生が楽しく学べる様々なプログラムを実施する「子どもアカデミー」になっています。
『学び活動』や『探究活動』など、子どもが自らの意思で学ぶことができる施設になっています。
子どもたちのことを第一に考えた施設があるのは、子育ての面ではとても安心ですね。

子ども未来館HP

江戸川区には子どもが安心して暮らせる街が沢山!

ここまでご紹介した通り、江戸川区は子育てに対する施策がどの区よりも充実しており、子育て世帯にはバッチリのエリアであることがわかります。
もちろん、エリアによっては治安があまり良くなかったり、パチンコ店や居酒屋が立ち並ぶエリアもあります。
家を選ぶ際には、しっかりと現地見学をして、安心して子育てできるエリアかどうかをご自身の目で見極めることも大切です。

当社のスタッフは江戸川区在住!最適な住環境選びはお任せ下さい!

当社は江戸川区に長年在住するプロのスタッフが、エリアごとの特徴や利便性、治安等様々な視点から、お客様のニーズにもっとも適したお住まいを一緒にお探しいたします。

中古戸建や中古マンションはもちろん、新築戸建や新築分譲マンション等の購入相談、不動産売却の相談も無料で承ります!

江戸川区で物件を探している方は、是非当社までお気軽にご相談下さい!

この記事の監修者

三好 海斗(みよし かいと)

株式会社セルフリジェネレーション 代表
宅地建物取引士
不動産賃貸経営管理士
既存住宅アドバイザー
1988年生まれの福島県出身。不動産業歴は14年。不動産賃貸・売買仲介をはじめ、投資用不動産、中古不動産仕入れ再販、中古不動産×リノベーションなど様々な不動産企業で経験を積み、 株式会社セルフリジェネレーションを設立。2021年にメディア取材や自社サービスや取組みが各メディア(55社の媒体)へ掲載される。